スチューデント・シティでの活動 6年生

 6年生がスチューデント・シティに行ってきました。

スチューデント・シティでは、本物の街を再現し、その中で小学生が、ものやサービスを「供給する側」と「受ける側」を交互に体験します。その体験を通して、社会は通じて支え合い成立していることや経済の仕組み、また、仕事について学びます。

品川区、いわき市、仙台市の三都市にのみある施設です。

街の中の店舗や商品はすべて、出店している企業さんの寄付で、店舗の方はそれぞれの企業で人材育成に携わっている社員の方々です。

この日は沖野小学校さんと合同での学習でした。


活動の始まりは、市長の挨拶から。
市長は本校の児童でした。活動の目的を確認し、意欲をもって学べるように呼び掛ける立派な挨拶で感心しました。

その後、各企業ごとに分かれ、レクチャーが始まります。
この街では、企業の方とボランティアの保護者は「先輩社員」子供たちは「新入社員」です。

各企業が大切にしていることについてもお話があります。
大人が真剣に話す様子から、自然と子供たちの背筋も伸びていきます。

しっかりと聞こえる返事も、お客さんに丁寧な言葉で話す態度も求められます。
当たり前に言われてきたことがやっぱり大事なんだと子供たちも改めて知ります。

この時間は結構長いですが、子供の意識が変わる大事な時間です。





その後、交流活動のスタート。
まず銀行に行って口座を作ったり市役所で住民登録をしたりします。


街の約束は細かくいろいろありますが、きちんと覚えて守らなくてはいけません。ここでは大人として扱われます。




お店での買い物もこの街の経済を回す大事な活動です。
もちろん働くことも大切な活動です。




セコムのパトロール。
商品はモノだけではなくサービスもあります。


売上を上げるために、お客さんを呼ぶ様々な工夫も考え実践します。


働くことへのあこがれを持てた子、
社会人としての大切な姿を学んだ子、
経済の仕組みの基礎を学んだ子、
自分で考えて仕事をすることの大切さに気が付いた子、
コミュニケーション能力の大切さに気が付いた子、

たった一日の活動ですが、子供たちの意識を大きく変えた、とても貴重な体験でした。




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