この日は新年度になって初めての縦割り活動でした。
新しいグループでの最初の集まりです。
この日に向けて準備を整えていた六年生。緊張しながらのスタートです。
たて割り活動は年間を通して数回行います。
それだけにうまくいかないことがあってもいいのです。
うまくいかないことがあって初めて、リーダーの子供たちは
どうしたらいいか本気で考えて改善しようという気持ちが起きるものです。
担当の先生は、ぎりぎりまで出ていきません。
時には全く会がうまくいかなくても、ただ見守っているだけのときもあります。
自己紹介で下学年が自己紹介で言葉に詰まってしまいました。
教員は黙ってみています。
さっと動いたのは6年生のリーダーの子。
そばに行って、「例えばこういうことを言うといいよ。」とそっと教えてあげます。
こういう姿を育てていくために、教員は出しゃばらないのが大切です。
そして、こういう6年生の姿を見て、下級生が学ぶのです。
たて割り活動では、子供の成長した姿を焦って求めたりはしません。
経験から学ぶことを一年かけてゆっくりと待ちます。
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