この日は縦割り遠足でした。 「縦割り遠足」本校の特徴的な行事です。 縦割り活動をしている学校は多いと思いますが、 縦割りで遠足をしている学校はほとんどないのではないでしょうか。 それも、昔ながらの歩く遠足。 「校外学習」は学習の色合いが強いですが、 「遠足」です。なんとなく楽しさが先立つ学校行事です。 校庭に縦割りグループで整列し、 六年生のリーダーさんたちが威勢よく合図をして、 みんなで元気に出発です。 低学年の子供たちの手をしっかり握って歩いてくれる高学年の子供たち。 照れたり、恥ずかしがったりしている子は一人もいません。 もうこの段階で、花丸の遠足です。 町中のビルを抜け、人込みを縫って、西公園を目指します。 西公園に到着。この日は気温が高く、紅葉もちょうどよい具合に進みとてもきれいでした。 思いのほか広い公園に子供たちも大喜び。 まずは縦割りグループで、ウォークラリーをしました。 その中で、宝探しやボーリングなどのミニゲームをしたり、 全員で記念写真を撮る指令をこなしたりと、楽しんでいました。 学習発表会もあった中で、高学年の子供たち、よく準備をしたものです。感心しました。 紅葉を楽しみ、落ち葉の感触も楽しみながらの活動でした。 後半は縦割りグループごとの自由遊びの時間。 広い公園で思いっきり走って鬼ごっこをしたり、 「だるまさんが転んだ」をしたり ドッジボールをしたり。 盛り上げ上手な5年生と、お世話上手な6年生のおかげで、どのグループもとても楽しそうに活動していました。 11月ですがお昼は20度近い気温だったこの日。 外でのお弁当はとても気持ちがよく、一層おいしく感じました。 半日たっぷりと縦割りグループで楽しく過ごし、どの子もとても満足そうな顔で帰ってきました。 この日に向けて準備した高学年の皆さん、大変お疲れさまでした。 これからも、高学年の子供たちの優しくお世話する姿が、下学年のあこがれとなり、本校の伝統としてつながっていくことでしょう。 大事にしたい行事です。